農機具には処分費用がかかる?処分方法と費用がかかるケースを紹介

農機具を処分する場合、通常はスクラップにする費用がかかるものの、場合によっては買い取ってもらうことも可能です。 この記事では、農機具の処分でお金がかかるケース、売却できるケース、それぞれにおける具体的な内容を解説します。 農機具を処分する前に買取業者に相談するべき理由も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

農機具の処分で費用が掛かるケース

以下のケースにおいては、農機具の処分に想像以上のお金がかかる可能性が高いです。 ・廃品回収業者に依頼する ・リサイクル業者に処分を依頼する それぞれにおける費用の相場や、具体的な注意点について解説します。

廃品回収業者に依頼する

廃品回収業者に農機具の処分を依頼すると、引き取りや運搬におけるコストがかかります。 農機具の処分にかかるコストには、以下の料金が含まれるケースが多いです。 ・依頼における基本料金 ・業者の出張料金 ・農機具の処分料金 処分料金は農機具のサイズや老朽化具合によって変動するものの、金額が1万円以上になるケースも決して珍しくありません。 「自治体に引き取ってもらおう」と考える方も多いと思われますが、残念ながら自治体では農機具の回収を行っていないことがほとんどです。 農機具の処分にはお金がかかることを念頭に置きつつ、高額な料金を支払うはめにならないためにも、複数の業者へ相見積もりを依頼しましょう。

リサイクル業者に処分を依頼する

リサイクル業者に農機具の処分を依頼すると、処分費用が発生する可能性があります。 農機具における処分費用の相場は、以下のとおりです。 ・トラクターの処分費用:約15,000円 ・田植え機の処分費用:約10,000円 ・耕運機の処分費用:約3,000〜5,000円 農機具のサイズや重量によっては、解体や運搬費用がかかるケースもあるため、業者ごとにかかる料金面について必ず事前に確認しておきましょう。

農機具の処分でお金がもらえるケース

以下の方法で農機具を処分する場合、売却できる可能性があります。 ・中古農機具として売却する ・農協で買い取ってもらう ・スクラップして鉄くずとして買い取ってもらう それぞれの方法について詳しく解説します。

中古農機具として売却する

古い農機具の処分を検討する前に、まず中古農機具の買取業者へ売却できないか検討しましょう。 「クボタ」や「ヤンマー」など、全国的に有名なブランドの農機具なら、中古市場でも需要がある可能性は決して低くありません。 数十年前の古い型番でも、希少価値の高い部品が含まれている場合、想像以上の価格で買い取ってもらえる可能性もあります。 「古いから捨てるしかない」ではなく「プロの業者なら使い道を見つけてくれるかもしれない」と考えながら、農機具を買い取ってくれる業者を探しましょう。

農協で買い取ってもらう

地域の農業協同組合(JA)では、農機具に関する以下の相談が可能です。 ・買い替えに伴う古い農機具の下取り ・処分の依頼 ・出張査定 農機具を売る側にとっての手間が省ける反面、売却価格は買取業者よりも低くなることが一般的です。 「手間をかけてでも売却額にこだわりたい」と考える方は、買取業者に農機具の査定を依頼してみてはいかがでしょうか。

スクラップして鉄くずとして買い取ってもらう

故障して動かない農機具でも、スクラップ業者に鉄くずとして買い取ってもらえる可能性があります。 農機具の買取価格は、使用されている鉄やアルミなどの部品における市場価格によって変動するのが一般的です。 業者に古い農機具をスクラップにしてもらう場合は、過度に期待せず「少しでもお金になれば良い」と考えておきましょう。

まずは買取業者に相談した方が良い理由

農機具の処分を検討する場合、スクラップにするのではなく、まず買取業者に相談するのがおすすめです。 買取業者への相談がおすすめな理由は、以下のとおりです。 ・農機具の状態を判断してもらえる ・買取の金額とスクラップにした時の金額を比較できる ・相見積もりを取ることでより高く売却できる可能性がある それぞれのポイントも解説しますので、必ず目を通しておきましょう。

農機具の状態を判断してもらえる

買取業者へ農機具の査定を依頼すると、プロの知見を活かして状態や市場価値を判断してもらえます。 自分では価値が低いと思っていた農機具でも、専門家から高い査定額を出してもらえる可能性は十分にあるのです。 壊れて動かなくなった古い農機具でも、使われている部品そのものに価値があれば、当然ながら売却額は高くつきます。 専門業者に査定を依頼すると、先入観や経験だけではわからない農機具における本当の価値を知れるのも大きなポイントです。

買取の金額とスクラップにした時の金額を比較できる

農機具を処分するか売却するか迷ったら、それぞれに対応している業者に査定を依頼しましょう。 農機具の買取業者と解体業者へ同時に査定依頼を出すことで、売る場合・捨てる場合それぞれにかかる費用が「見える化」されます。 両方の業者から提示された見積額を比較し、よりお金がもらえる、もしくは費用がかからない方法を選ぶことが大切です。 業者によっては農機具の処分、買取両方に対応しているケースもあるので、コストを最も抑えられる手段を選びましょう。

相見積もりを取ることでより高く売却できる可能性がある

複数の買取業者へ相見積もりを依頼すると、各社から提示された金額を比較できます。 2〜3社以上の業者に相見積もりを行うことで、どの業者に依頼するべきかをイメージではなく、数字から判断することが可能です。 複数の業者を比較するときは、農機具の査定額だけでなく、以下の項目に対応しているかもチェックしましょう。 ・事前相談 ・出張査定 ・運搬サービス ・即日買取 上記の項目を参考にしたうえで、業者選びで迷ったら、SNSやインターネット上の口コミや評判もチェックするのがおすすめです。

まとめ

今回は、農機具の処分でお金がかかるケース・もらえるケース両方について解説しました。 古い農機具は、モデルだけでなく使用時間や使われている部品によって市場価値が大きく変わるため、売却と処分どちらが良いのかを素人目で判断するのは困難です。 「農機具を手放すときの適切な手段を知りたい」と考える方は、プロのスタッフが在籍している業者へ買取査定を依頼しましょう。 買取実績が豊富で、様々なモデルに関する知見を持つ業者なら、あなたの持っている農機具における本当の価値を教えてくれるはずです。 マシーンコーポレーションは、様々な農機具の買取における豊富な実績を持つ農機具買取会社です。 エリアごとの買取事例も公式サイトに掲載しているほか、農機具の運搬サービスや出張費無料の査定にも対応しています。 「古い農機具をどうするべきか教えて欲しい」と悩んでいる方は、農機具ひろばの公式サイトからWebでの問い合わせを行ってみてください。