クボタのトラクターが高く売れる理由は?主要モデルの買取相場も紹介
クボタのトラクターは、国内シェアが4割を超えており、豊富な性能と耐久性の高さから国内外で高い人気を誇っています。 農業機械市場における買取相場は型番によって異なるものの、場合によっては数百万円近くの値段がつくことも珍しくありません。 この記事では、クボタのトラクターが高く売れる理由について詳しく解説します。 主要モデルごとの買取相場や売却先の選び方も紹介しますので、クボタのトラクターの売却を検討している方はぜひ参考にしてください。
クボタのトラクターが高く売れる理由

クボタは1890年の創業以来、130年以上の歴史を誇る農機具メーカーです。 クボタのトラクターが高く売れやすいのには、以下の理由があります。 ・海外でも人気があるメーカーであるため ・部品やパーツの流通量が多いため ・壊れにくい傾向にあり長持ちするため それぞれの詳細やチェックすべきポイントも解説します。 クボタのトラクターを売却したい方は、必ず目を通しておきましょう。
海外でも人気があるメーカーであるため
クボタは、日本国内だけでなく海外でも人気なメーカーです。 特に東南アジアや北米、ヨーロッパの農業市場では、クボタのトラクターは「高性能で信頼性がある」として大きな需要があり、国外にも多くの販売拠点があります。 海外における農機具市場では、新品だけでなく中古トラクターの需要も高いです。 海外への輸出ルートを持っている業者の場合、想像以上の高値で買い取ってもらえる可能性も高まるでしょう。
部品やパーツの流通量が多いため
クボタのトラクターは、完成品に止まらず、部品やパーツの流通量も豊富です。 部品供給が充実しており、アフターサービスが手厚いため、国内外問わず多くの農家に人気となっています。 使用頻度や管理方法によっては、部品やパーツ交換で20〜30年間使い続けられるモデルも少なくありません。 トラクター部品が簡単に手に入ることは、農機具を何度も修理して使う方に止まらず、パーツを交換して再販やリサイクルを行う業者にとっても大きなメリットです。
壊れにくい傾向にあり長持ちするため
クボタのトラクターは耐久性に優れており「壊れにくい」「長持ちする」という点でも高い評価を受けています。 クボタは元はエンジンメーカーであり、製造しているトラクターの心臓部分にあたるエンジンのタフさは大きな魅力です。 現在も国内外における多くの農家で、80〜90年代と古いモデルのトラクターが現役で活躍し続けています。 近年のモデルには自動操舵やGPSなど様々な機能が搭載されているものも多いため、丈夫さや性能によって想像以上に高い値がつくこともあるでしょう。
クボタの主要トラクター買取相場

クボタの主要トラクターの買取相場について、以下のとおりそれぞれ解説します。 ・L1-225 ・L1-20 ・GL201 ・KL270 ・SL45 型番ごとにおける買取相場は以下のとおりです。
型番 | 買取相場 |
---|---|
L1-225 | 約20〜30万円 |
L1-20 | 約20〜45万円 |
GL201 | 約20〜60万円 |
KL270 | 約50〜130万円 |
SL45 | 約160〜300万円 |
型番ごとの特徴や売却時の注意点もチェックし、業者を選ぶうえでの参考にしましょう。
L1-225
クボタのL1-225は、1986年に登場した比較的小型のトラクターです。 多段変速と簡便な操作性により、初心者でも扱いやすい作りとなっています。 買取価格の相場は約20〜30万円となっており、業者選びによってはさらに高い値段で売却できるチャンスもあるでしょう。
L1-20
クボタのL1-20は、1983年より製造開始されたトラクターです。 前進16段、後進16段の変速段数を備えているため、作業内容や地形に応じた最適な速度での作業がしやすい作りになっています。 L1-20における買取価格の相場は、約20〜45万円と比較的幅広いです。 使用時間やメンテナンスの状態によって価格が場合以上に変動するため、気になる方は農機具ひろばへ査定を依頼してみましょう。
GL201
クボタのGL201は、比較的小型のトラクターです。 自動水平制御(UFO)や自動耕深制御が搭載されており、倍速でのターンも可能です。 買取価格の相場は約20〜60万円と幅広いため、買取業者を比較する際は、使用時間や部品の状態もチェックすると良いでしょう。
KL270
クボタのKL270は、27馬力の中型トラクターです。 暗緑色のベースラインとオレンジのボディが特徴的で、農機具ながら座席はトラックのような形をしています。 買取価格の相場は約50〜130万円と幅広く、サイトによっては1,000時間以上使用されたものでも買取が行われた事例もあります。
SL45
クボタのSL45は、マニュアルシフトでの走行が可能なトラクターです。 耐久性の高さにも定評があり、部品ごとの取引も様々なプラットフォームで活発に行われています。 SL45における買取価格の相場は、約160〜300万円と幅広いです。 高く売れるかどうかは、業者選びにかかっているといっても過言ではありません。
クボタのトラクターを買い取ってもらう業者の選び方

クボタのトラクターを買い取ってもらう業者を選ぶときは、以下のポイントを意識しましょう。 ・相見積もりを取る ・買い取り実績で買い取って欲しいモデルがあるかを見る ・出張買取してもらえるかで見る 実際に売却するうえでの注意点も解説しますので、より良い業者を選ぶうえでの参考にしてください。
相見積もりを取る
トラクターを売却する際は、複数の買取業者から相見積もりを取るのが鉄則です。 1社だけの見積もりでは市場におけるトラクターの評価額の相場が把握できず、大幅に安い金額を提示されているのに気づかない可能性があります。 複数の業者に相見積もりを取ることで、買取価格の比較ができ、最も高額な査定を提示してくれた業者を選ぶことが可能です。 そして買取業者を比較するときは、トラクターの売却額だけで選ばず、様々な手数料についてもチェックする必要があります。 見積もりや査定における料金もチェックし、総合的に手に入る金額が多い業者を選ぶと良いでしょう。
買い取り実績で買い取って欲しいモデルがあるかを見る
買取業者を選ぶ際は、それぞれの業者が過去にどのようなモデルのトラクターを買い取っているかチェックしましょう。 トラクターの需要はモデルごとに異なるため、所有している型番とまったく同じモデルの買取実績がある業者を選ぶのがおすすめです。 しかし、型番によっては買取実績のある業者がインターネットでなかなか見つからないといったケースも珍しくありません。 同様な買取事例を見つけられなかった場合、出張査定に対応している業者を選んで相談してみましょう。 複数の業者へ査定を依頼したうえで、それぞれの買取額における平均値を算出するのがおすすめです。
出張買取してもらえるかで見る
出張買取に対応しているかどうかも、トラクターの買取業者を選ぶうえでの重要なポイントです。 トラクターは大型の農機具であるため、店舗へ持ち込むのは簡単ではありません。 出張買取に対応している業者の場合、自宅や農地まで出向いてトラクターの査定を行ってくれるため、手間がかからず便利です。 査定後その場で取引が完了し、現金を手に入れられるケースもあります。 農機具買取業者へ出張買取を依頼する際には、査定料や出張費が無料かどうかを確認しましょう。 費用がかかる場合は、トラクターの買取価格とも照らし合わせつつ、最終的に手に入る金額が多い業者を選ぶのがポイントです。
まとめ
今回は、クボタのトラクターにおけるモデルごとの買取価格相場や、買取業者を選ぶうえでのポイントを解説しました。 クボタのトラクターはモデルごとの買取価格が大きく異なるほか、同じモデルでも状態や使用期間によって、売却価格に倍以上の差が出るケースもあります。 クボタのトラクターを売却するときは、複数の業者へ相見積もりを依頼しつつ、買取額や総合的なサービスの内容を比較すると良いでしょう。 マシーンコーポレーションでは、クボタやヤンマーなど様々なトラクターの買取に強みを持つ農機具買取会社です。 出張費無料の査定や、農機具の運搬サービスを行っているため、お金と時間のコストを極力減らしたい方は、農機具ひろばの公式サイトを覗いてみましょう。 Webでの問い合わせも24時間365日可能なほか、エリアごとの買取事例も掲載していますので、気になる方はぜひチェックしてください。