中古トラクターの買取相場はどのくらい?高く売却する方法とは

「中古トラクターを売却したいけど、依頼先も相場もよくわからない」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
中古トラクターを高く売却するには、適切な買取業者選びが欠かせません。 この記事では、中古トラクターの買取相場をモデル別にそれぞれ解説します。 中古トラクターの買取相場を知りたい方、業者選びでも失敗せず高く売却したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。中古トラクターのモデル別買取相場

中古トラクターの買取相場について、モデル別にそれぞれ以下のとおり解説します。
● ヤンマー AF30D ● クボタ GL221 ● シバウラ P21F ● クボタトラクター L1801 ● 三菱トラクター MT16 ● クボタトラクター L1501 買取価格が上がりやすくなるケースについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。ヤンマー AF30D
ヤンマーのAF30Dはパワフルで使い勝手が良く、人気が高いモデルです。 UFO(自動水平制御装置)やエコトラリンク(トラクターと作業機を直接接続するシステム)など、多彩な機能が搭載されています。 ヤンマーのAF30Dにおける買取価格の相場は、約50万円〜100万円です。 稼働時間が少なく、メンテナンスがしっかりと行われている場合、買取価格はさらに上がる可能性があります。
クボタ GL221
クボタのGL221は、中型サイズのトラクターとして人気があります。 環境性能に優れており、燃費効率や排出ガスの低減を行う仕組みが魅力的です。 クボタ GL221における買取価格の相場は、約30万円〜80万円です。
農地の大きさや用途に応じた汎用性が高いため、状態が良ければ高値で取引されやすいモデルでもあります。シバウラ P21F
シバウラ P21Fは、トラクターの爪の先端が高く刃先が鋭いのが特徴です。 表層と下層の土を混ぜることができ、雑草などを一気に処理するのにおすすめです。 シバウラ P21Fにおける買取価格の相場は、約20万円〜30万円です。
小型で使いやすいモデルですが、年式が古くなると買取価格が下がる傾向があるため注意しましょう。 しかし、外観の状態劣化や稼働時間が少ない場合、相場を上回る額で買い取ってもらえることもあります。クボタトラクター L1801
クボタのL1801は古いモデルながら、堅実な性能で根強い人気があります。 クボタトラクター L1801における買取価格の相場は、約50万円〜80万円です。 しかし、クボタトラクター L1801は年式が古いため、状態の良し悪しによって買取価格が大きく変動します。
三菱トラクター MT16
三菱のMT16は小型トラクターとしての汎用性が高く、耐久性と安全性を兼ね揃えています。 三菱トラクター MT16における買取価格の相場は、約40万円〜70万円です。 比較的古いモデルであるため、累計稼働時間やメンテナンスの状態が価格に大きく影響します。
クボタトラクター L1501
クボタトラクター L1501は故障しにくいことで有名で、80~90 年代の古いモデルでもいまだに現役で活躍しているものがあります。 クボタトラクター L1501における買取価格の相場は、約30万円~60万円です。 近年は海外にもシェアを拡大しているため、人気モデルとして今後も需要は続くことが見込まれます。
動かない中古トラクターも売却できる可能性がある

使い古して動かなくなったトラクターでも、場合によっては売却できる可能性があります。
特に下記いずれかのケースに当てはまる場合、想像以上に高値で買い取ってもらえるケースも珍しくありません。 ● 中古トラクターとして市場に回せる場合 ● 貴重な部品が使われている場合 ● 国内外における需要があるモデルの場合 中古トラクターが修理可能な状態であれば、修理後に再販されることがあります。 修理コストが低い場合、想像以上の買取価格が期待できるでしょう。 動かない中古トラクターに使われている特定の部品が希少で再利用できる場合も、部品取りとして価値が認められるケースも多いです。 さらに需要や人気が高い古いモデルのトラクターの場合、海外における需要から輸出目的で高値で買い取られることもあります。中古トラクターの買取業者の選び方
中古トラクターの買取業者を選ぶときは、以下3つのポイントを意識しましょう。
● 売却できるトラクターのモデルがあるかを確認 ● 相見積もりを取り希望のトラクターの希望売却価格に近いかを知る ● 担当者の丁寧さで長い付き合いができるのかを判断 それぞれのポイントにおける注意点も解説しますので、準備不足や思わぬ落とし穴による失敗を防ぐための参考にしましょう。売却できるトラクターのモデルがあるかを確認
買取業者は、全てのトラクターモデルに対応しているわけではありません。 特にメーカーやモデルごとの専門性が異なるため、事前に自分のトラクターが売却可能か確認することが重要です。 古いモデルや希少なメーカーのトラクターは、特定の業者でないと対応できないことがあります。
業者ごとの公式サイトから問い合わせを行い、買取実績が豊富な業者を選ぶことで、スムーズな取引を行える可能性が高まります。相見積もりを取り希望のトラクターの希望売却価格に近いかを知る
中古トラクターの買取価格は業者ごとに異なるため、複数の業者から相見積もりを取ることが大切です。 1社だけに依頼する場合、モデルごとの適正価格を判断するのが難しいため、必ず複数社へ見積もり依頼を行いましょう。 見積もりを取る際には、価格だけでなく手続きのしやすさや追加費用の有無など総合的に判断するのがおすすめです。
担当者の丁寧さで長い付き合いができるのかを判断
買取業者の担当者が信頼できるかどうかも、業者選びの重要なポイントです。 担当者の説明が不明瞭であったり、対応が不親切だったりすると、売却後に思わぬトラブルにつながりかねません。 悪徳業者の場合、高い中間マージンや少額買取後の高額転売により、想像以上に低い価格で農機具を買い叩かれてしまうので注意が必要です。
査定時の説明が丁寧で、質問にも親身に対応してくれる担当者であれば、今後も安心して依頼できるパートナーとなる可能性があります。 口コミやレビューを参考にしつつ、実際に会って話すことも信頼性を確認する手段の一つです。まとめ
今回は、人気モデルの中古トラクターの買取相場や、買取業者の選び方を解説しました。 中古トラクターの買取相場はモデルだけでなく、累計走行距離やメンテナンスの状態によって大きく異なります。 業者によっては、壊れて動かなくなったトラクターでも買取を行ってくれる可能性もあるので、まずは廃棄せず複数の業者へ問い合わせ・見積もりを行いましょう。
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