トラクターは、ある程度古くなったら買い替えなければなりませんが、具体的に何がどうなったら買い替え時期と判断できるのか?トラクターの買い替え時期を判断するポイントはいくつかあるので、紹介いたします
動作に不具合が発生している
どこか故障したわけでなくても、トラクターの動作が遅くなったり、エンジンがかかりにくくなったら買い替えの時期と考えましょう。
農業は野菜にしろ穀物にしろ、育てるタイミングがあり、それに合わせて田畑をトラクターで耕すので、突然の故障でこれらの作業がストップすると収穫に影響します。そのため、うまく動作しなくなったら、完全に動作しなくなる前触れと考えて、買い替えを検討したほうが良いと判断できます
異音(いつもと違う音が聞こえる)
動かしている最中に、いつもと違う機械音が聞こえるようになったら買い替えの時期です。正常ではない機械音がするのはエンジンかロータリーなどの可動部分ですから、どちらにしてもトラクターにとって、重要な部分に異常が起きているのは間違いありません。
タイヤの交換時期
タイヤを交換したほうがいいくらい摩耗していれば、かなり長くトラクターを使ってきた証拠ですから、タイヤの交換時期がきたら、トラクターを買い替える時期と考えてもいいでしょう。もちろん、摩耗したタイヤを新品のタイヤに交換すれば一時的な解決はできますが、タイヤが摩耗するほど長い間トラクターを使い続ければ、あちこちにガタがきていると考えるべきかもしれません。
稼働時間
一般的に、アワーメーターの数値が1000時間を超えたら、買い替えを検討すべき時期だと言われています。走行距離が10万kmを超えた車に乗っていると、あちこち故障してくるのと同じように、トラクターも1000時間を超えると故障が多くなると考えられます
買取に出して、新しい農機具を手に入れよう
不要になったトラクターは、売ろうと決めたときが一番のタイミングかもしれません。というのは、どんなトラクターでも、早く売れば売るほど高値がつきやすいからです。たとえ人気機種であっても、古くなれば査定額が下がることはあっても、上がることはありません。