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日本農機具生産台数

古来より農業と共に歩んできた我国ですが、技術の進化と共に農業機械分野も一つの産業となりました。
国内の農機具生産台数は2015年データで約109万台にのぼり、機具別の割合は以下グラフの通りです。

国内の農機具生産台数と内訳

自動車の国内生産台数930万台に比べれば1/10程度の市場ですが、年間100万台規模のマーケットが存在しています。
農家数はここ数年は横ばい状態が続いているので、新型機械が生産されている反面、旧型は中古市場に流れたり海外輸出されているのです。
生産台数から逆算しても数十万台規模の中古農機具市場が存在しているのです。

メーカー別シェア率

2015年の農林水産省発表によれば、クボタ・イセキ・ヤンマー・三菱の主要4者のシェアは次の通りで8割以上のシェアを占めています。

各農機具メーカーのシェア率

また、中古買取相場における統計的な話では同様の年式・グレード・使用期間・コンディションならクボタ>ヤンマー>イセキ>三菱の順で高値が付きやすいという特徴もあります。

各メーカーの海外輸出に関しては1995年で1,000億程度だったのに対し2014年現在では約2.5倍の2,400億円まで上昇しています。
背景にはメーカー問わず日本製の高機能かつ耐久性・メンテナンス性に優れた機械が評価されたと見れます。

やはり国産が人気?

価格面・性能面・耐久性の観点から日本国内では国産農機具が大きなシェアを持つのは言うまでもありません。
ただ、大型機具や高馬力機に需要がある地域では米国John&Deere社をはじめ、ドイツCLAAS社やあのスーパーカーでお馴染みランボルギーニ社まで様々な機材が輸入されています。

農機具は自動車と異なり、機能とコストが選定条件の全てでメンテナンスを考えれば地域に販売店や代理店があることが大前提となります。
そのため数年での入れ替えや売却を考えたときも国産、特に主要4社製であることが望ましいと言えます。

メーカー・種類別の需要&相場

クボタ イセキ ヤンマー 三菱マヒンドラ 国内その他メーカー 海外メーカー